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    〜夏季休業期間についてのお知らせ〜  いつもGINGA STOREをご愛顧いただき誠にありがとうございます。 夏季休業期間についてのお知らせです。 倉庫都合もあり、誠に勝手ながら下記日程を休業期間とさせていただきます。  【夏季休暇スケジュール】8/10(木):発送可能8/11(金・祝) 【AMまで】のご購入商品:発送可能8/12(土):休業 発送不可8/13(日):休業 発送不可8/14(月):休業 発送不可8/15(火):休業 発送不可8/16(水):発送作業準備 ※発送はいたしません。8/17(木):ご注文順に随時出荷STARTなお、お盆明けは配送会社に荷物が集中し、通常のリードタイムでは配達できない事も想定されます。 できる限り余裕を持ってご手配いただけますようお願い申し上げます。また、夏季休暇中のお問合せに関しましては連休明けのご回答とさせていただきます。ユーザー様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 ジンガフットボールライフウェア

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BLOG 〜FOOTBALL TRIP〜ジンガの読み物〜

FOOTBALL TRIP #9 【力強さと匠さ 異なる魅力を持つ2選手 サガン鳥栖入団 佐藤響・菊地泰智】

FOOTBALL TRIP #9 【力強さと匠さ 異なる魅力を持つ2選手 サガン鳥栖入団 佐藤...

-サガン鳥栖入団 佐藤響・菊地泰智- 力強さと匠さ 異なる魅力を持つ2選手 ShareTweetE-mail 今季のシーズンオフにおける移籍市場において、市場の中心となったのがサガン鳥栖の選手たちだったといっても過言ではない。 チーム事情ももちろんあるであろうが、それでも他チームから集中して選手獲得の話が殺到するということは、高い評価が集中したということだ。 新加入選手が多く、体制も代わったサガン鳥栖で 新たなチャレンジに挑む選手が流通経済大学サッカー部から2選手。 どちらも身体は小さいと表現されるであろう選手だが、存在感はとても大きい。 力強さと衝撃。 彼らが、Jリーグの舞台で即戦力としてピッチに立つ日は きっとそう遠くない。 佐藤 響 「高校までは全くの無名の選手。この大学4年間で非常に成長した選手の一人」と中野監督が言う。 タレント揃いであったチームの中で欠かせない1ピースとなっていたのが、佐藤響だ。 身体のサイズこそ小さいが、とにかく強力。それは重厚さ感じる身体からきっと感じることができるであろう。 特に下半身の強さを感じさせる力強いドリブルや、球際の強さは常にチームの攻守に貢献してきた。 サイドのポジションを多彩にこなし、左右どちらでもプレーできるマルチプレーヤーであることも今後、大きな武器となる。 サイドバックから前線の一角までをこなし、守備から攻撃までタイプを使い分けることができるマルチな能力も兼ね揃えている佐藤だが、高校時代はボランチでプレーしていたと言い、攻撃に重きを置いた選手だったという。 「大学4年間で成長した部分は、守備の部分。自分は守備が全然できなかったので守備の部分の成長がなければ試合に出ることも出来ていなかったと思う。誰より力強いパワーを身に付けるために筋トレもかなり頑張った。 そういったトレーニングを積み重ねることができた大学の素晴らしい環境があったからこそ。」 コロナ禍もあり、部内でクラスターが起きた時には長い間走ることさえも許されない時期もあり身体の筋力を維持するにも難しい時期も経験したが、常に佐藤響はピッチの上で強く在り続けた。 力強さに加え、運動量も抜群。ボール奪取はもちろん、ボールを相手に取られることも少なく、ひとつひとつのプレーにパワーを感じさせる迫力を持つ。 「サガン鳥栖のホームスタジアムは非常に良いスタジアム。ピッチと客席が近くて観てくれている側に臨場感があると思うし、自分たちからもサポーターのみなさんがかなり近くに感じると思う。 早くあのピッチの上でチームの一員としてプレーをして、サポーターのみなさんと戦いたい」という佐藤響。 流経大にはもちろんプロサッカー選手を目指して入学した。 18歳時に全くの無名だった選手だが、急激な成長を遂げた4年間を経て、J1のチームに必要とされる選手となった。 今季、多くの選手が新たに加入し昨年までとは違った大きな変化を迎えるであろうサガン鳥栖で、持ち味を持ってまずは開幕スタメンを目指す。...

FOOTBALL TRIP #9 【力強さと匠さ 異なる魅力を持つ2選手 サガン鳥栖入団 佐藤...

-サガン鳥栖入団 佐藤響・菊地泰智- 力強さと匠さ 異なる魅力を持つ2選手 ShareTweetE-mail 今季のシーズンオフにおける移籍市場において、市場の中心となったのがサガン鳥栖の選手たちだったといっても過言ではない。 チーム事情ももちろんあるであろうが、それでも他チームから集中して選手獲得の話が殺到するということは、高い評価が集中したということだ。 新加入選手が多く、体制も代わったサガン鳥栖で 新たなチャレンジに挑む選手が流通経済大学サッカー部から2選手。 どちらも身体は小さいと表現されるであろう選手だが、存在感はとても大きい。 力強さと衝撃。 彼らが、Jリーグの舞台で即戦力としてピッチに立つ日は きっとそう遠くない。 佐藤 響 「高校までは全くの無名の選手。この大学4年間で非常に成長した選手の一人」と中野監督が言う。 タレント揃いであったチームの中で欠かせない1ピースとなっていたのが、佐藤響だ。 身体のサイズこそ小さいが、とにかく強力。それは重厚さ感じる身体からきっと感じることができるであろう。 特に下半身の強さを感じさせる力強いドリブルや、球際の強さは常にチームの攻守に貢献してきた。 サイドのポジションを多彩にこなし、左右どちらでもプレーできるマルチプレーヤーであることも今後、大きな武器となる。 サイドバックから前線の一角までをこなし、守備から攻撃までタイプを使い分けることができるマルチな能力も兼ね揃えている佐藤だが、高校時代はボランチでプレーしていたと言い、攻撃に重きを置いた選手だったという。 「大学4年間で成長した部分は、守備の部分。自分は守備が全然できなかったので守備の部分の成長がなければ試合に出ることも出来ていなかったと思う。誰より力強いパワーを身に付けるために筋トレもかなり頑張った。 そういったトレーニングを積み重ねることができた大学の素晴らしい環境があったからこそ。」 コロナ禍もあり、部内でクラスターが起きた時には長い間走ることさえも許されない時期もあり身体の筋力を維持するにも難しい時期も経験したが、常に佐藤響はピッチの上で強く在り続けた。 力強さに加え、運動量も抜群。ボール奪取はもちろん、ボールを相手に取られることも少なく、ひとつひとつのプレーにパワーを感じさせる迫力を持つ。 「サガン鳥栖のホームスタジアムは非常に良いスタジアム。ピッチと客席が近くて観てくれている側に臨場感があると思うし、自分たちからもサポーターのみなさんがかなり近くに感じると思う。 早くあのピッチの上でチームの一員としてプレーをして、サポーターのみなさんと戦いたい」という佐藤響。 流経大にはもちろんプロサッカー選手を目指して入学した。 18歳時に全くの無名だった選手だが、急激な成長を遂げた4年間を経て、J1のチームに必要とされる選手となった。 今季、多くの選手が新たに加入し昨年までとは違った大きな変化を迎えるであろうサガン鳥栖で、持ち味を持ってまずは開幕スタメンを目指す。...

目標として追った守護神として君臨した存在。自分だけの届ける『声』でチームの中心となるGKへ 松本山雅FC 薄井覇斗】

FOOTBALL TRIP #5【目標として追った守護神として君臨した存在。自分だけの届ける『...

松本山雅FC入団 薄井覇斗 目標として追った守護神として君臨した存在 自分だけの届ける『声』でチームの中心となるGKへ ShareTweetE-mail J1クラブ入り7名を含む12名ものJリーガーを輩出することとなった流通経済大学で守護神を務めたのが GK薄井覇斗だ。 流通経済大学付属柏高校では高校選手権準優勝を経験し、日本高校選抜への選出など、注目された高校時代を経て流通経済大学に入学し4年間を戦った。 しかし、その道のりは平坦だったわけでは当然ない。 プロサッカー選手になる、と覚悟を持って目標を掲げ過ごした4年間を経て、松本山雅FCで実現することが決まった。 「チームの中心になって、チームを引っ張る存在になりたい」と今後の目標を言葉にした。 チームの中心となる—。 それが実現できるGKであることが、薄井の特徴であり、特性だ。 不動の定位置オビを目指し、目標とした日々。 見つけた自分とは違う部分、そして自分にしかできないこと。 薄井の入学時。2つ上には当時、不動の守護神が君臨していた。 当時、東京五輪を目指すU22代表にも選出されていた現・横浜Fマリノスのオビ・パウエル・オビンナだ。 流経大からこれまで多くの選手たちがプロサッカー選手となり輩出されているが、入学前までにどんなに実績を持った選手であっても、コンスタントに1年生から4年生までトップチームにて試合に出続けていた選手はほとんどいない。 しかし、オビは1年生時の開幕戦からトップチームのゴールマウスにほとんどの場面で立ち続けていた。 薄井は高校生の時から、オビが在籍しているうちにオビを越えることを目標として掲げ、守護神オビの背中を追い続けた。 「自分との身体の大きさに差はあるが、手を伸ばしたり足の届く範囲だったりという守備範囲における身体での守り方は凄いものがあった。 そして監督やコーチに何を言われても、怒られても。常に良い意味で飄々(ひょうひょう)としていた。それはそれでしょ、と流せるというか、別にしてそれを置いておくことができる。 そのメンタル的な部分にも学ぶことがありました」 「自分は監督からの指示や言葉を受け止めやすい部分があって。必死になってそれをやらなきゃ。やらなきゃ。となってしまうところがあったので。 ミスしちゃいけない。これはやっちゃいけない。と縮こまってしまうクセがあって。プレーで良くない自覚があると、今の監督に言われてしまうかなぁと思ってしまったり。 でもそれを遠藤さん(遠藤大志GKコーチ)に話をすると、『監督に評価されるためだけにサッカーをやっているわけではないんだから。監督の言っていることは絶対に必要なことではあるけれど、そればかりを意識するな』と。 自分なりに噛み砕けるようにはなっていきました」 「でも中野監督が言うことっていうのはキーパーにとっては当たり前のことというかセオリーなこと。 ある種、当たり前のことなんです。でもその当たり前のことを指摘されるプレーをしてしまっている自分がいて。 だから、そういった部分に意識を置いて。セオリー通りのことは当たり前にできるように、そういった部分に意識して日々練習に取り組んでいました」...

FOOTBALL TRIP #5【目標として追った守護神として君臨した存在。自分だけの届ける『...

松本山雅FC入団 薄井覇斗 目標として追った守護神として君臨した存在 自分だけの届ける『声』でチームの中心となるGKへ ShareTweetE-mail J1クラブ入り7名を含む12名ものJリーガーを輩出することとなった流通経済大学で守護神を務めたのが GK薄井覇斗だ。 流通経済大学付属柏高校では高校選手権準優勝を経験し、日本高校選抜への選出など、注目された高校時代を経て流通経済大学に入学し4年間を戦った。 しかし、その道のりは平坦だったわけでは当然ない。 プロサッカー選手になる、と覚悟を持って目標を掲げ過ごした4年間を経て、松本山雅FCで実現することが決まった。 「チームの中心になって、チームを引っ張る存在になりたい」と今後の目標を言葉にした。 チームの中心となる—。 それが実現できるGKであることが、薄井の特徴であり、特性だ。 不動の定位置オビを目指し、目標とした日々。 見つけた自分とは違う部分、そして自分にしかできないこと。 薄井の入学時。2つ上には当時、不動の守護神が君臨していた。 当時、東京五輪を目指すU22代表にも選出されていた現・横浜Fマリノスのオビ・パウエル・オビンナだ。 流経大からこれまで多くの選手たちがプロサッカー選手となり輩出されているが、入学前までにどんなに実績を持った選手であっても、コンスタントに1年生から4年生までトップチームにて試合に出続けていた選手はほとんどいない。 しかし、オビは1年生時の開幕戦からトップチームのゴールマウスにほとんどの場面で立ち続けていた。 薄井は高校生の時から、オビが在籍しているうちにオビを越えることを目標として掲げ、守護神オビの背中を追い続けた。 「自分との身体の大きさに差はあるが、手を伸ばしたり足の届く範囲だったりという守備範囲における身体での守り方は凄いものがあった。 そして監督やコーチに何を言われても、怒られても。常に良い意味で飄々(ひょうひょう)としていた。それはそれでしょ、と流せるというか、別にしてそれを置いておくことができる。 そのメンタル的な部分にも学ぶことがありました」 「自分は監督からの指示や言葉を受け止めやすい部分があって。必死になってそれをやらなきゃ。やらなきゃ。となってしまうところがあったので。 ミスしちゃいけない。これはやっちゃいけない。と縮こまってしまうクセがあって。プレーで良くない自覚があると、今の監督に言われてしまうかなぁと思ってしまったり。 でもそれを遠藤さん(遠藤大志GKコーチ)に話をすると、『監督に評価されるためだけにサッカーをやっているわけではないんだから。監督の言っていることは絶対に必要なことではあるけれど、そればかりを意識するな』と。 自分なりに噛み砕けるようにはなっていきました」 「でも中野監督が言うことっていうのはキーパーにとっては当たり前のことというかセオリーなこと。 ある種、当たり前のことなんです。でもその当たり前のことを指摘されるプレーをしてしまっている自分がいて。 だから、そういった部分に意識を置いて。セオリー通りのことは当たり前にできるように、そういった部分に意識して日々練習に取り組んでいました」...

流通経済大学サッカー部 流経大 サンフレッチェ広島入団 満田誠 〜突き詰めた『真面目』で魅せたキャプテンの形と証〜

FOOTBALL TRIP #4 「突き詰めた『真面目』で魅せたキャプテンの形と証。 サンフレ...

サンフレッチェ広島入団 満田誠 〜突き詰めた『真面目』で魅せたキャプテンの形と証〜 ShareTweetE-mail J1内定7名を含むチーム史上最も多いJリーグ内定者12名。 今季のチームは、これだけプロの世界に必要とされる選手の多いチームであることで大きな注目を集めただけでなく、225名以上が所属する大所帯のチーム。 そこで、チームを代表するキャプテンを務めるということは、誰もが想像するよりもずっとずっと、重い。 史上最高とも評されたチームでキャプテンを務めたFW満田 誠は、サンフレッチェ広島でプロサッカー選手となる。 強く意識した『真面目』であるキャプテン。 自分の長所を突き詰め徹した『チームのために』 タレント揃いであることに加え、2020シーズンの曺貴裁氏による指導と教えにより急成長した選手たちも台頭したことで過去最強になるかもしれないと期待が懸けられたチームの新たなキャプテンに使命されたときは「自分でも意外だった」と話した満田。 「キャプテンは優太(宮本)が相応しいと思っていた。付属高(流経柏)でもキャプテンをやっていたし、チームを引っ張る強い力がある。でも自分がキャプテンと言われたことで、自分にどんなことが求められているのかと考えたときに、自分の長所である なにより『真面目』であることだと思った」 「チームの内外全ての人たちが見たり聞いたりしても、どこからでも自分は『真面目』であること、が必要だと思っていた」 225名を越える同世代の選手たちが生活を共にする日々の中で、様々な問題が常に存在する。さらにサッカーチームとして方向性を持って進まなくてはならない、チームとしての歩みも共存する。 その中でキャプテンという立場から、どうしても言いたくないことでも言わなければならない時がある。 時に問題提議をしたり、時に人を否定したり。嫌われ役になることもある。そういった時に説得力がなくては、と考えた。 「あの人に言われるなら仕方ない、という存在にならなければならないと思っていました」 『真面目』なキャプテンで在り続ける自分との葛藤や、『真面目』さを確立させるためにあった苦悩も当然存在したが、それでもチームのために、と自分のことは二の次としてチームの先頭に立ち続けた最高学年の1年間。 ひとつの節目を終えて時間を振り返ると、あっという間だったと表現する人が多いが 満田はこの1年を「すごく長かった」と振り返る。 大学サッカー最高峰の関東リーグを獲った彼らは、続くインカレでも当たり前のように大学の頂点を目指し挑んでいたが、準決勝で関西・阪南大を相手に延長まで戦い1-2で敗れた。 試合後、思わぬところで大学最後の試合となってしまった悔しさ溢れるNACK5スタジアムのピッチに最後まで残っていたキャプテン満田に、中野監督が寄り添うように肩を抱き、声をかけた。 「1年間、ありがとう。4年間ありがとうな。」 監督の言葉に、長かったキャプテンとしての1年間の張りつめていたものが一気に溢れ出た。自分の定めたキャプテン像を目指し、守り、戦った1年だった。 たまらなく、涙がこぼれた。キャプテンであるという重みをさらに重く課したのは、責任感からだった。 監督やスタッフ、そしてチームメイトも満田の『真面目』さ故にその課した日々大きくなる重みに潰されてしまわぬよう配慮だってしたはずだ。そう支え合っていた関係性があったからこそ、強くなったのだ。 大学4年間で成長できたと実感していることは、と問われ、 「キャプテンとしてチームを引っ張っていく難しさを学んだこと」と、満田は答えた。...

FOOTBALL TRIP #4 「突き詰めた『真面目』で魅せたキャプテンの形と証。 サンフレ...

サンフレッチェ広島入団 満田誠 〜突き詰めた『真面目』で魅せたキャプテンの形と証〜 ShareTweetE-mail J1内定7名を含むチーム史上最も多いJリーグ内定者12名。 今季のチームは、これだけプロの世界に必要とされる選手の多いチームであることで大きな注目を集めただけでなく、225名以上が所属する大所帯のチーム。 そこで、チームを代表するキャプテンを務めるということは、誰もが想像するよりもずっとずっと、重い。 史上最高とも評されたチームでキャプテンを務めたFW満田 誠は、サンフレッチェ広島でプロサッカー選手となる。 強く意識した『真面目』であるキャプテン。 自分の長所を突き詰め徹した『チームのために』 タレント揃いであることに加え、2020シーズンの曺貴裁氏による指導と教えにより急成長した選手たちも台頭したことで過去最強になるかもしれないと期待が懸けられたチームの新たなキャプテンに使命されたときは「自分でも意外だった」と話した満田。 「キャプテンは優太(宮本)が相応しいと思っていた。付属高(流経柏)でもキャプテンをやっていたし、チームを引っ張る強い力がある。でも自分がキャプテンと言われたことで、自分にどんなことが求められているのかと考えたときに、自分の長所である なにより『真面目』であることだと思った」 「チームの内外全ての人たちが見たり聞いたりしても、どこからでも自分は『真面目』であること、が必要だと思っていた」 225名を越える同世代の選手たちが生活を共にする日々の中で、様々な問題が常に存在する。さらにサッカーチームとして方向性を持って進まなくてはならない、チームとしての歩みも共存する。 その中でキャプテンという立場から、どうしても言いたくないことでも言わなければならない時がある。 時に問題提議をしたり、時に人を否定したり。嫌われ役になることもある。そういった時に説得力がなくては、と考えた。 「あの人に言われるなら仕方ない、という存在にならなければならないと思っていました」 『真面目』なキャプテンで在り続ける自分との葛藤や、『真面目』さを確立させるためにあった苦悩も当然存在したが、それでもチームのために、と自分のことは二の次としてチームの先頭に立ち続けた最高学年の1年間。 ひとつの節目を終えて時間を振り返ると、あっという間だったと表現する人が多いが 満田はこの1年を「すごく長かった」と振り返る。 大学サッカー最高峰の関東リーグを獲った彼らは、続くインカレでも当たり前のように大学の頂点を目指し挑んでいたが、準決勝で関西・阪南大を相手に延長まで戦い1-2で敗れた。 試合後、思わぬところで大学最後の試合となってしまった悔しさ溢れるNACK5スタジアムのピッチに最後まで残っていたキャプテン満田に、中野監督が寄り添うように肩を抱き、声をかけた。 「1年間、ありがとう。4年間ありがとうな。」 監督の言葉に、長かったキャプテンとしての1年間の張りつめていたものが一気に溢れ出た。自分の定めたキャプテン像を目指し、守り、戦った1年だった。 たまらなく、涙がこぼれた。キャプテンであるという重みをさらに重く課したのは、責任感からだった。 監督やスタッフ、そしてチームメイトも満田の『真面目』さ故にその課した日々大きくなる重みに潰されてしまわぬよう配慮だってしたはずだ。そう支え合っていた関係性があったからこそ、強くなったのだ。 大学4年間で成長できたと実感していることは、と問われ、 「キャプテンとしてチームを引っ張っていく難しさを学んだこと」と、満田は答えた。...

FOOTBALL TRIP #2 流通経済大学サッカー部 〜困難を乗り越え、いざタイトルへ〜

FOOTBALL TRIP #2 流通経済大学サッカー部 〜困難を乗り越え、いざタイトルへ〜

流通経済大学サッカー部 〜困難を乗り越え、いざタイトルへ〜 ShareTweetE-mail 残り、ひとつ。 流通経済大学サッカー部は今、12年ぶりの関東大学サッカーリーグ1部 優勝という大きなタイトルへの挑戦を前にしている。 日程としては10月末に最終節を迎えた関東大学サッカーリーグだが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期開催となった試合を通常開催の試合の合間に戦い、かなりタイトなスケジュールの中、ひとつも落としたくないとモチベーション高く戦ってきた。 その結果、タイトルの可能性がある1チームとなり、迎える今週末。 流通経済大学サッカー部は、リーグ最後の試合として11月13日 現在1位を走る宿敵・明治大学との直接対決に挑む。 必ず1年で戻ってみせるという決意を前に 突然出現した予想しなかった危機 常に優勝候補として挙げられプロ選手を多く輩出する流通経済大学サッカー部が降格、というサッカー界に衝撃が走る結果となった2019シーズン。 屈辱の降格で誓った必ず1年で戻るという決意の元、迎える2020シーズンだった。 世界中がパニックとなる誰もが予想することができなかった難題が降りかかる。 新型コロナウイルス感染症のパンデミック。 日本でも感染拡大が始まり目に見えない、得体の知れないウイルスとの闘い。 ウイルスとどう闘えば良いか、どう防げば良いのかも手探りで日本中でマスクを入手することも困難となり、手を洗うためのハンドソープや石鹸すらも入手が難しくなるなど、パニックを極めた。 少しずつながら感染予防になにが有効かがわかってきた時、連日唱えられた『接触を避ける、飛沫を避ける、密を避ける』。それに加え、人との距離を取るソーシャルディスタンスの提唱。 ニュースを見ながら流通経済大学サッカー部のことを思った。 流通経済大学サッカー部は全寮制。200名を越える選手たちが寮で共同生活をしている。 1部屋に4人~の部屋が大多数。マスクを確保することも難しく、必要なハンドソープや石鹸、消毒の量も想像することも難しい量であろうと想像した。 大人数での共同生活という生活形態において、新型コロナウイルス感染を予防しながら生活をするということは容易ではない。 関東大学サッカーリーグをはじめ、総理大臣杯などさまざまな試合の中止や延期が決まり、開催ができるのかどうかもわからない先の見えない日々が続いたが、大学サッカー全体で新型コロナウイルス感染を予防する行動やルール、ガイドラインを定めながら関東大学サッカーリーグがスタート。 2部で戦う流通経済大学サッカー部は、曺 貴裁コーチを迎え「プレーとしてはもちろん、走ることひとつ、判断することひとつ、人間としての選択ひとつとっても、すべてがプロ基準に繋がっている質の高い指導」(満田誠 4年)の日々を重ねながら、新型コロナウイルス感染予防を徹底し、歩みを進めた。 リーグ2部所属のチームとしては史上初・チームにとっても初めてとなるアミノバイタルカップを制し、流通経済大学の存在感ここにありという強さを示すと、必ず1年で復帰という誓いを全うしリーグ2部優勝を決め、1シーズンでの復帰を決めた。 曺コーチとの出会いと、共に戦い重ねた日々は、 「サッカーのことはもちろん、人としてという部分を教えてくれた。人としてサッカー選手としてプレーだけでなく中身が成長できたという実感がある」(仙波大志 4年)...

FOOTBALL TRIP #2 流通経済大学サッカー部 〜困難を乗り越え、いざタイトルへ〜

流通経済大学サッカー部 〜困難を乗り越え、いざタイトルへ〜 ShareTweetE-mail 残り、ひとつ。 流通経済大学サッカー部は今、12年ぶりの関東大学サッカーリーグ1部 優勝という大きなタイトルへの挑戦を前にしている。 日程としては10月末に最終節を迎えた関東大学サッカーリーグだが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期開催となった試合を通常開催の試合の合間に戦い、かなりタイトなスケジュールの中、ひとつも落としたくないとモチベーション高く戦ってきた。 その結果、タイトルの可能性がある1チームとなり、迎える今週末。 流通経済大学サッカー部は、リーグ最後の試合として11月13日 現在1位を走る宿敵・明治大学との直接対決に挑む。 必ず1年で戻ってみせるという決意を前に 突然出現した予想しなかった危機 常に優勝候補として挙げられプロ選手を多く輩出する流通経済大学サッカー部が降格、というサッカー界に衝撃が走る結果となった2019シーズン。 屈辱の降格で誓った必ず1年で戻るという決意の元、迎える2020シーズンだった。 世界中がパニックとなる誰もが予想することができなかった難題が降りかかる。 新型コロナウイルス感染症のパンデミック。 日本でも感染拡大が始まり目に見えない、得体の知れないウイルスとの闘い。 ウイルスとどう闘えば良いか、どう防げば良いのかも手探りで日本中でマスクを入手することも困難となり、手を洗うためのハンドソープや石鹸すらも入手が難しくなるなど、パニックを極めた。 少しずつながら感染予防になにが有効かがわかってきた時、連日唱えられた『接触を避ける、飛沫を避ける、密を避ける』。それに加え、人との距離を取るソーシャルディスタンスの提唱。 ニュースを見ながら流通経済大学サッカー部のことを思った。 流通経済大学サッカー部は全寮制。200名を越える選手たちが寮で共同生活をしている。 1部屋に4人~の部屋が大多数。マスクを確保することも難しく、必要なハンドソープや石鹸、消毒の量も想像することも難しい量であろうと想像した。 大人数での共同生活という生活形態において、新型コロナウイルス感染を予防しながら生活をするということは容易ではない。 関東大学サッカーリーグをはじめ、総理大臣杯などさまざまな試合の中止や延期が決まり、開催ができるのかどうかもわからない先の見えない日々が続いたが、大学サッカー全体で新型コロナウイルス感染を予防する行動やルール、ガイドラインを定めながら関東大学サッカーリーグがスタート。 2部で戦う流通経済大学サッカー部は、曺 貴裁コーチを迎え「プレーとしてはもちろん、走ることひとつ、判断することひとつ、人間としての選択ひとつとっても、すべてがプロ基準に繋がっている質の高い指導」(満田誠 4年)の日々を重ねながら、新型コロナウイルス感染予防を徹底し、歩みを進めた。 リーグ2部所属のチームとしては史上初・チームにとっても初めてとなるアミノバイタルカップを制し、流通経済大学の存在感ここにありという強さを示すと、必ず1年で復帰という誓いを全うしリーグ2部優勝を決め、1シーズンでの復帰を決めた。 曺コーチとの出会いと、共に戦い重ねた日々は、 「サッカーのことはもちろん、人としてという部分を教えてくれた。人としてサッカー選手としてプレーだけでなく中身が成長できたという実感がある」(仙波大志 4年)...